【簡単にわかる】労災保険とは?詳しく解説します

読者の悩み

  • 労災保険ってどんなのか知りたい
  • 労災保険の対象者ってどんな人?
  • 保険料と給付の内容を知りたい

こういった疑問に答えます

この記事を書いている私は実際に「FP」について学習し、試験に合格しています

こういった私が解説していきます

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労災保険の内容をまとめました

  • 労災保険の説明
  • 労災保険の3つの種類
  • 労災保険の説明

労災保険は、業務上や通勤途上(労働者の方が自宅と会社を合理的な経路そして方法で往復したとき)における労働者の方のけがや病気、障害、死亡等に対して給付が行われる制度です。

通勤の途中で寄り道をしたときはその後に元の合理的な経路に戻っても、通勤とは認められず給付は行われません。しかし、日常の生活において必要となる寄り道(例えば、買い物のためにスーパーに寄ったときなど)に関しては、もともとの経路に戻った後は通勤と認められ、給付が行なわれます。

  • 労災保険の3つの種類

労災保険には実際にけが等を負った状況によって3つの種類に分けられています。

業務災害

業務の上でのけがや病気、障害、死亡等は業務災害といいます。

複数業務要因災害

2つ以上の会社のお仕事を要因とするけがや病気、障害、死亡等は複数業務要因災害といいます。

通勤災害

通勤途中においてのけがや病気、障害、死亡等を通勤災害といいます。

労災保険の対象者とは

労災保険の対象者すべての労働者です。

アルバイト、パートタイマー、日雇い労働者、外国人労働者などもこれに含まれます。

経営者である社長や役員はこれに含まれません。

保険料と主な給付内容の詳細と特別加入制度

  • 保険料の詳細
  • 主な給付内容
  • 特別加入制度の詳細

その①:保険料の詳細

保険料は全額事業主が負担します。また、事業の内容によって保険料率が決められています。

その②:主な給付内容

主な給付内容は2つあります

  • 休業補償給付とは
  • 傷病補償年金とは

休業補償給付とは

労働者の方がけがや病気、障害等で休業になったときには、休業して4日目から給付基礎日額の60%相当額が支給されます。

傷病補償年金とは

労働者の方が仕事上のけがや病気、障害等で療養をし、療養を開始しはじめてから1年6か月経過しても傷病が治っておらず、傷病等級において1級から3級に該当する方に対して支給されます。

その③:特別加入制度の詳細

特別加入制度とは、自営業者の方経営者である社長役員の方といった労働者ではないために労災保険の対象とならない方に対して、一定の場合において任意に労災保険に加入できるという制度です。

労災保険の適用の範囲外である中小事業主の方や、労働者という傾向が強い大工や個人タクシーの業者は労災保険に加入することができます。

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